マッサージ・鍼灸 二つのメニューを取り揃えた治療院です

「マッサージ」といっても現在は、「アロママッサージ」や「リンパマッサージ」などを始め、様々な種類の物が存在しています。
当院でのマッサージは、基本的にはいわゆるオイルや器具などは使用いたしません。
あくまでも術者の手のみを使い、服の上から主に体表に近い部分の凝りや痛みを取り除く目的で行います。
具体的には、凝っている箇所や痛みを強く感じる部に重点を置きながら、頸から肩／背中／腰／腕／尾尻／足の順に全身の筋肉をじっくりと時間をかけ揉み解していきます。
マッサージによって得られる効果はいくつかあります。
最も有効なのは、揉むことにより緊張している筋肉が解れるため、「痛みが楽になった」、「筋肉の突っ張り感が取れ軽くなった」などといった、体にとっての良い変化を感じていただける点です。
また硬くなった筋肉の緊張を取ることにより、筋肉内を流れる血液の巡りが良くなり、全身が温まるのも効果の一つです。
特に手足の先などに代表される「体の冷え」をお持ちの方にはおすすめです。
さらに筋肉が柔らかくなることで、全身の緊張も取れ、すっきりしたようなリフレッシュ感やリラックス感が得られます。その結果疲労も緩和し、夜も良く眠れるようになります。

このようにマッサージは健康的な体そして心を維持するのに最も適した治療法です。

「治療は受けてみたいけど、鍼は怖い・痛い」と思われている方が多いのではないでしょうか？
もちろん治療に使う鍼は、注射針や縫い針とは異なります。
それは、「医療用鍼」と呼ばれている、髪の毛よりも少し太いぐらいのものです。
いわゆる「肩こり」とは、肩の筋肉の一部分が過度に緊張し、硬くなっている状態を言います。その硬い所を中心に、鍼による刺激を何度か繰り返し行っていきます。
すると、やがて筋肉が解れ、血液の循環が良くなり、結果的に肩こりが改善するのです。
通常、皮膚に鍼先が触れた段階では、多少の刺激感はあっても、痛みを感じることはありません。しかし、こっている筋肉に鍼が達すると、その部に上から押される、一種の圧のようなものを感じる場合があります。この感覚を、私たち治療師は鍼の「響き」と呼んでいます。響きは、鍼がその筋肉を解しているサインですので、感じたからといって心配することはありません。ごく当たり前の現象ですし、中には何も感じない方もいらっしゃいます。むしろ、この響きを、「こりが解れるような感じがして気持ちよい」とおっしゃる方もいるぐらいです。
このように鍼治療は、体あるいは筋肉の奥深い部分の凝りや緊張を取り除くのにとても有効な方法です。指が入らない箇所の固さは鍼治療でしか解すことができないと共に、そうすることにより根本的な痛みが改善されるのです。

さらに鍼には単なる痛みだけで無く、「押されると感じる痛み」を無くす効果もあります。体調不良で鍼治療を受けようか迷っている方も、是非1度お試しになってみてはいかがでしょうか。お困りの症状で、整形外科などに通っているのに改善しない方にも、きっと一定の効果を感じていただけると思います。
なお、当院では治療前後の施術部へのアルコール消毒と、使い捨て鍼の使用を徹底しておりますので、ご安心ください。