「国家資格のある先生の治療」を進める理由
- 2021年01月14日
- 明けましておめでとうございます。今年も登院をよろしくお願いいたします。今回は、新年早々に来院された20台Hさんのお話しです。
「おそらく原因はスマートフォンの使いすぎだと思うのですがそれでもつい見てしまって」と言いながら、初めて来院されました。お聞きすると、「頸が凝っていて辛いし時々頭も痛くなったり眼がちかちかすることもあるんです」との訴えでした。前屈みの状態で長時間画面などを見続けた結果起こった症状であることをお伝えした後、頸に対する鍼治療と、頸から肩周辺にかけてのマッサージをさせていただきました。
「前に全身マッサージ1時間で2980円というチェーン店で施術を受けたことがあるんです」とHさん。さらに話は続きます。
「その時も頸の周囲を治療してもらったのですが、治療後はかえって頸の痛みが強くなってしまいました。確かに施術中も多少力が強いと思ったんですけど、私の凝りが酷いからだとそのまま何も言わずに受けていました」
そこでわたしは、頸の周囲には細かい神経が多数あるため強揉みは適さないことと、特に頑固な頸凝りにはどちらかというと鍼治療が効果的だということを伝えました。そしてせっかくの機会だったので、「資格を持っていることの意味」についてもお話しさせていただきました。
資格を取得した後に治療院を開業すると、法律により広告できる内容が制限されているため、看板などを見ただけで「行ってみよう」という気になれないのはある意味当然かもしれないと私も思います。
しかし私たちは、体の構造や働きといった医学の基礎知識を初め、病気のこと、そして治療の実際を3年間かけてじっくりと学びます。
「来院された方々に安心して治療を受けていただける」という場を提供できることこそが、資格を持つ者の1番のメリットではないか。そう思いながら、日々の施術を行っているこの頃です。
私の話に、「よく分かりました」とうなずいたHさんは治療を終えると、「頸が後に曲げやすくなったし、後頭部の付け根をマッサージしてもらった時は眼の奥の方に響く感じがしてとても気持ち良かったです。視界も開けました」と言い、帰っていきました。
「今年こそは鍼治療やマッサージを受けて健康な体を取り戻そう」とお考えの方がいらっしゃいましたら、治療院選びの参考にしていただければ幸いです。
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留守電へ「お名前・電話番号」をご伝言ください。折り返し連絡いたします。
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