「動かす・解す」のバランスで柔軟性のある筋肉を保ちましょう|松本市 ほっと元町治療院

「動かす・解す」のバランスで柔軟性のある筋肉を保ちましょう

2022年01月31日
年明け早々に初めて来院された50台のWさんの訴えは、「右足の付け根から膝にかけてのつっぱり感と痛み」でした。
Wさんは健康診断で血液の数値が高かったことをきっかけに、10年ほど前からスポーツジムに通い、筋トレを中心とした運動を継続しています。

「今まではトレーニングさえしていればそれで良いのだと思っていたのですが、足の痛みを感じ始めてからは、もしかしたら筋肉を鍛えるだけではいけないのかもしれないという気になってきたんです」。
そうおっしゃるWさんの右足を診察すると、いわゆる足の付け根である鼠径部から太股全体ががちがちに硬くなっており、硬い箇所を押した時の痛みも強いことが分かりました。

「もちろん筋力を付けるために運動するのは大切なことです。
ただ過度に使った筋肉はやはり一定の疲労を起こします。Wさんの右足もそのような状態になっているようなのでまずは疲労改善を目的に凝った筋肉を解しましょう」。
とは言ったものの、実際に右足のどこから施術しようかと考えている私にWさんが、「実は数年前からヨガもやっているのですが、最近は左右の足の裏を合わせて両膝を外側に開くようなポーズをすると、特に右太股外側のつっぱりと痛みが気になってうまく開けないんです」とおっしゃったので、初回は右鼠径部から太股外側の筋肉に対する鍼治療と、右足全体に対するマッサージをじっくりとさせていただきました。

「元々肩凝りもありだいぶ前にはなりますが肩に対する鍼治療を受けたことがあります。
その時に鍼治療の効果を感じました」とWさん。比較的鍼刺激がお好きなことが分かったので、Wさんの反応を伺いながら、初回からしっかりと筋肉の奥深い所に存在していた固さを鍼により取り除くことができました。
治療を終えると、鍼を行った部を中心に右足全体を来院された時よりも緩めることができました。

「来た時よりは少し張り感が取れた気がします」とおっしゃったWさんは、ご自身の希望もあり、しばらく定期的に通うこととなりました。 いわゆる肩凝りやようつうも、それらの部に存在している筋肉を過度に使ったことによる疲労現象だということができます。それと同様、手足の筋肉も過度に使えば疲労を生じ、その結果、張り感や痛みという症状が現れます。

ただここで、「だったらあまり動かさない方が筋肉が凝らないかも」とは、けして思わないでください。
体を動かし筋力を付けることは、健康維持のためにもとても重要です。凝りや疲れを感じたさいには、鍼治療やマッサージによりそれらの症状を改善しましょう。再び筋肉の柔軟性を取り戻せると共に、それによって快適な毎日を送れるように
なるのです。

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